ケミカルピーリングとは一体何か
ケミカルピーリングとは肌に対して特殊な薬品を用いて皮膚を引きはがしてターンオーバーを促進させて綺麗な状態に整える方法であり、欧米で発祥した方法が日本に伝わってきた歴史があります。
2000年の6月には厚生省健康政策局医事課からケミカルピーリングは医業であると明言された為、日本皮ふ学会では処置を行う医師と国民への周知が責務だと判断された為、翌年の2001年には専用のガイドラインが作りだされました。
2008年には改正が行われることになり、ケミカルピーリングは皮膚科診療技術能力を十分に習得した皮膚科の専門医或いはそれと同等の能力を有する専門医による管理下に基づいて行われる方法であると決められたのです。
使用されるピーリング剤にはグリコール酸・サリチル酸・トリクロロ酢酸・乳酸といった様々な種類が用意されており、これらの薬品は希望者の疾患と状態によって変えるのが基本的な流れとなっています。
日本人の肌に適しているのはグリコール酸となっていますから、こちらの薬品が主に使用されているのが現状です。
ケミカルピーリングを受ける上での注意点
ケミカルピーリングによる処理を受ける際には紫外線に対して注意して下さい。
処理を終えた後は角質層が引きはがされているので紫外線が通過しやすい状態になっており、シミや皮膚老化の原因となりますから毎日サンスクリーン剤を用いて遮光しなくてはいけません。
またケミカルピーリングを終えた後は保湿力が低下してしまい皮膚から水分が失われることになる為、肌に適する保湿剤と乳液の両方を用いて常に潤った状態を維持しておくのが良いです。
稀に継続的に使用してきた化粧品が肌に合わなくなる可能性がありますから、その際には商品の使用を中断し、状態が落ち着いた時に再度使うのが理想的です。
一連の流れは全てクリニック側が相談してくれますので、分からない点がある際には事前に問い合わせておきましょう。
≪参照元≫
・ケミカルピーリングなら大阪の美容皮膚科・美容外科 MAクリニック心斎橋