ルートロピールの基本的な内容
ルートロピールはアメリカの厚生労働省であるFDAが認可した安全性の高い治療機器であり、従来のレーザーよりも照射口径が均一になる仕組みとなっていますから安定した光線を照射出来るのが最大の特徴です。
今まで使われてきたレーザーは部位中心部のエネルギーが高く外側になる程効果が弱くなることが多く、肝斑が悪化する可能性があったのでこの点に注意しなくてはいけませんでしたが、ルートロピールはそういった問題を解決することに成功しているのです。
他社のレーザーと比べるとパルス幅が短くピークパワーも高めな傾向にありますから正常な組織へのダメージを最小限に抑えることが可能ですし、肝斑の治療以外にも色素沈着や毛穴の開きに対処していける為、極めて高く評価されました。
この他にもシミの治療や刺青の除去といったことも可能となっていますので、ルートロピールの知名度は急速に上がりました。
施術の流れとアフターケアに関して
ルートロピールを用いた施術を行う際には専門医による入念な肌診断を行い、本当に施術を始めても大丈夫なのかどうかを見極めることになります。
特に問題がないと判断された際には本格的な施術を行い肌全体の状態を整えることになりますが、この際に輪ゴムで弾く程度の痛みを感じる為注意しましょう。
全ての施術を終えた後は軟膏を塗った上で皮膚に与えたダメージを回復させることになるのですが、可能な限り紫外線を避けなくてはいけない為こちらも覚えておいて下さい。
治療に要する時間は15分程度で2週間に一度のサイクルとなっており、最大で10回程度の通院を必要としますから、この点を考慮した上で治療を受けなくてはいけません。
勿論クリニック側は患者の都合を考慮しつつスケジュールを組ませるサポートを行いますので、本格的な肌のケアを始めた経験がない方々であっても気軽に継続治療を受けられる準備を整えることが可能です。