今は肝斑ですら医療レーザーで消せる時代になっているから
肝斑といえば昔はひたすら内服治療を続けて2年以上かかる・・・なんていうことも珍しくありませんでしたよね。
2年たったからといってしっかり消えたということでもないようですから、それはそれは苦痛を伴う治療だったのではないでしょうか。
ですが今は、「レーザートーニング」という治療が確立され、医療の現場で受けられるレーザー治療により肝斑、シミ、そばかすに至るまでを確実に数回の施術で薄くし、目立たなくすることができるようになっています。
しつこい大きな肝斑でも10回も施術を行えばたいていは目立たなくなってしまうというレーザートーニングですから、いろいろな治療にも効果があるのではと期待したくなってしまいますよね。
ニキビ・ニキビ跡にもきくって本当?! レーザートーニングのこと
ニキビはひどくなると、色素沈着を起こしたり、後になったりしてひどい状況になってしまうこともあります。
そうなると元通りになるにしてもかなりの時間を要してしまっていました。
ですが、肝斑にも聞くというだけあってレーザートーニングを行えば、色素沈着によるニキビの治療も行うことができるようになったのだそうです。
色素沈着というのは、肌の内側に炎症を起こした部位があり、それが慢性化することで色素が沈着してしまうのですが、このときに沈着する色素は「メラニン色素」というものです。
色は茶色や黒になって見えることが多いものですが、この色に反応することで、レーザートーニングは施術が行うことができています。照射したレーザーによりメラニン色素を少しずつ破壊していくことで、薄く、目立たなくすることができるのです。
しかもこの施術はダウンタイム(回復時間)がたったの数時間ということもあり、レーザー治療で課題となっていた、施術部位にできる黒いかさぶたができる、ということもないのです。